入社して1年目~3年目はCoフリー化成処理剤の開発を担当している先輩の手伝いをしながら基礎的な事を学びました。先輩が中国に転勤になった際に担当を引継ぎ、製品化しました。4年目にはDIPSOL OF AMERICA. INC,(DA)に英語語学研修で派遣され、現地のスタッフと一緒に働きながら仕事に必要な英語と現地の文化・習慣を学び、帰国後は技術課に配属され、お客様の現場ラインでのトラブル対応や、お客様からの要望に合うめっき液や化成処理液の組成、処理条件を提案してきました。
6年目から現在までは電子材料事業本部に配属され、半導体上の非常に小さなバンプ(直径100μm程)やチップ(数mm)に使われるめっき液の開発や添加剤の原料調査を担当しています。
自分が担当している処理液が製品化された時に「市場に自信を持って送り出すものができた」と達成感を感じます。またお客様からその製品の使用目的(車のパーツの表面処理に使われる等)を伺うと、自分たちの技術がお客様を通じて社会みんなの日常生活を支えていることを知り、やりがいを感じます。
ディップソールは時代に合った社員の成長や労働環境改善のため、現在新しい制度をいろいろ試験しています。その中には入社歴が浅くても本人に強い希望があれば対象になるものもあり、私自身入社3年目で当時募集していたDAでの海外研修に応募し行かせていただきました。誰でも新しいことに挑戦する機会があるのはディップソールの魅力です。
私が勤務しているテクニカルセンターの魅力を述べると、弊社は会社の規模では中小企業に分類されますが、テクニカルセンターにある分析装置・試験装置のラインナップや排気装置等の安全対策は大手企業に決して引けを取らないほど充実しています。また所在地である流山おおたかの森は近年開発が注目されている地域であり、買い物や娯楽等勤務以外の日常生活においても利便性が高い場所です。
研究員として一人前になることが現在の目標です。その為にはめっきそのものの知識・技術の向上はもちろんのこと分析技術や評価技術についての自分の能力も成長させていきたいです。さらには語学・知的財産の知識も向上させ開発者として海外での拡販やトラブル対応のフォローも責任を持って担当できるようになりたいです。
コロナ禍前は仕事後に美術館の夜間開館や映画鑑賞を楽しんでいました。休日はジョギングが趣味で同僚と市民マラソン大会に出たこともあります。現在は家族で近所の公園にお散歩に行くのが楽しみです。
今後も活躍できるように日々新しいことを覚え成長していけるように努力していくことを大切にしています。そして先輩・後輩問わず他者からの意見は大切にすることです。
自分自身が仕事で何か問題を解決しなければならないとき、周囲の方からの何気ない客観的な助言が解決の糸口になることもあります。そういう機会を逃さない・無駄にしないためにもどんな意見も真摯に受けとめることを心掛けています。
私は海外研修も含め複数の部署で働いてきましたが、それぞれの部署で製品開発やトラブル対応などを担当したことで、やりきったという達成感とともに自分が成長できたと実感しています。これまでの業務をやりきることができたのは、良い上司・先輩・後輩に恵まれて苦しい時に助けていただいたからで、良い人間関係が構築できたこともよかったなぁと感じています。
科学技術の進歩・新たな発見とともに表面処理はまだまだ発展する領域を秘めている分野です。今後も10年後、20年後とディップソールが発展していけるように、そのような未知なる領域に挑戦してみたい方は大歓迎です。
今までめっきに興味はあったけど、実際に経験がないから働いていけるか不安な方。私自身めっきは未経験で入社しましたが、先輩や上司のサポートを受けながら成長し様々な仕事を担当しています。表面処理に興味があるなら誰でも大歓迎です。
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