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高ニッケル共析タイプ亜鉛-ニッケル合金プロセス

特長

  • 浴管理が簡単(亜鉛溶解槽の利用で亜鉛濃度の安定化と自動補給管理が出来る)
  • アルカリタイプでの実用的なめっき速度
  • 広い陰陽電流密度範囲で安定したNi共析率が得られる
  • 連続稼働においても安定しNiめっき素材(無電解めっき含む)皮膜が得られる
    (炭酸ソーダの増加や電解老化で低電流での灰黒色の析出が生じない。)
  • 有色、黒色3価化成処理が可能

  • 処理工程

    高ニッケル共析タイプ亜鉛-ニッケル合金プロセス 処理工程

    性能

    めっき浴
    広範囲な電流密度でニッケル共析率一定
    静止浴用 IZ-250Y / バレル浴用 IZ-252Y
    「高Niと低Niの違い(めっき単独での耐食性)」 高ニッケル共析亜鉛-ニッケル合金プロセス

    3価クロム化成処理剤
    黒色3価クロム化成処理ができます(有色タイプ IZ-264 / 黒色タイプ IZB-256AYBY)
    「寸法精度が高い(Znフレーク処理との比較)」
    ボルトねじ部 80倍観察 450倍観察
    高Ni Zn-Ni
    合金めっき
    高Ni共析タイプ亜鉛-ニッケル合金めっきプロセス 高Ni共析タイプ亜鉛-ニッケル合金めっきプロセス
    亜鉛フレーク処理 高Ni共析タイプ亜鉛-ニッケル合金めっきプロセス 高Ni共析タイプ亜鉛-ニッケル合金めっきプロセス


    水素脆化の問題なし
    高Ni Zn-Ni合金めっきはベーキングを行うことにより水素脆化の問題がありません。
    ⇒航空業界ではカドミウムめっき、カドミウム・チタニウム合金めっきの代替として高Ni Zn-Ni合金めっきの採用が検討されています。